「丸ノコの切れ味が悪くなってきたから刃を交換したいなあ」
「丸ノコの刃で切れ味が良いものって何?」
「鮫肌ってよく聞くけど、そんなに違うの?」
この記事はそんな方のために書いています。
丸ノコ切れ味が悪くなっていませんか?
切り口をささくれなしで綺麗に切りたくありませんか?
そんな時は丸ノコの刃を交換しましょう。
私はちょうど、丸ノコの刃を付属品の刃から、
マキタの最高グレード刃である鮫肌に交換しました。
今回の記事では、実際に試し切りした動画付きで、
鮫肌と付属刃の比較をしていきます。
切れ味が悪い丸ノコの刃は危険
切れ味が悪い丸ノコの刃は危険です。
切れ味が悪いと、力を入れて無理やり切ろうとしてしまうので、
思わぬミスが発生しやすく、事故につながります。
私の丸ノコの場合、柔らかい素材はそこそこ切れるのですが、
フローリング用の堅いメープルを切るとちっとも上手く切れない。
こちらがその丸ノコと刃。
具体的にはこんな症状がありました。
- 木材に切り込んだ瞬間に刃がぶれる
- 刃が上手く進まないので、思わず力が入る
- 切った口が焦げる
- 切った口がザラザラで、ささくれが多い
このまま作業を続けていたら、いつか指を飛ばしそうなので、
思い切って刃を新調することにしました。
そう、ゾロが強敵に立ち向かうべく、
雪走や秋水といった刀を手に入れたように、
私にも新たな刃が必要なのです!
マキタの最高グレード刃「鮫肌」
今回、私が導入したのはマキタの鮫肌です。
マキタが誇る最高クラスの刃です。
パッケージに色々書いてありますが、まとめると、
「静か、速い、綺麗、長持ち」
この性能はいかに?
今回は、私のマキタの丸ノコに付属していた刃と、
この鮫肌を比較します。
両者とも刃の直径は165mm。
刃数は鮫肌55、付属の刃は52です。
ほとんど差はありません。
ツーバイフォー材を切って比較してみます。
比較に使う丸ノコのスペック
今回、比較に使うのは私の丸ノコであるマキタM565。
ノコ刃直径165mm刃で5500回転/分。
鮫肌をつけることで、この子はどう化けるのでしょうか?
もしかしたら、丸ノコのせい?
鮫肌 VS 付属刃 実際に切って比べてみた
この比較は写真だけでは面白くないので、1分半の動画にしてみました。
簡単にまとめると、
付属の刃
- 最初の切り込みでぶれやすい
- 騒音
- 切り口がザラザラ
- ささくれが多い
- 少し力がいる
鮫肌
- 最初の切り込みが滑らか
- 付属刃に比べたら静か
- 切り口がすべすべ
- ささくれなし
- 力はほとんどいらず
動画にはありませんが、
私が苦しんでいた堅いメープル材を切った比較写真です。
左が鮫肌、右が付属刃。
付属の刃で切った方は摩擦でまっ黒焦げです。
切ったというより、無理やり切ったという方が適切です。
それくらい力が入ってしまいました。
鮫肌で切った方も少しの焦げはありますが、割と綺麗ですね。
終始リラックスして切れました。
鮫肌の凄さ
鮫肌は本当に凄い!
切り込んだ瞬間は「えっ刃入ってる?」
って確認してしまうくらい滑らかで、最後までスムーズに刃が進みます。
騒音はするものの、付属の刃よりは大分マシ。
切った口にはささくれが全くなく、
面もすべすべです。
これは凄い!
鮫肌のデメリット
完璧に見える鮫肌ですが、
1つデメリットがあります。
それは価格です。
165mmのチップソーだと、安いものだと1000~2000円、
ちょっと良いものでも3000円前後なので、
鮫肌の3500~4000円というのは高い部類に入ります。
2つ丸ノコがあるなら、
1つは仕上げ用に鮫肌、もう1つは何でも切れる刃というように
2刀流でいくのが良いです。
1つなら、フローリングや家具などの表に見える部分用に
とっておくのも良いでしょう。
まとめ
丸ノコの刃でお悩みでしたら、
とりあえず鮫肌で間違いありません。
どんな木材も豆腐みたいにすぱすぱ綺麗に切れます。
DIYでリノベーション中の我が家も、
鮫肌を駆使してフローリング貼りに入っています。
仕上がりが楽しみです。
つづく
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