【DIY】巾木を自分で簡単に交換・取り付ける方法を解説します

【超簡単】DIYで巾木を交換する方法を解説します。

巾木はばきって自分で交換できるの?」

「フローリングを貼ったから、巾木も自分で取り付けたい」

この記事ではそんな悩みを解決します。

こんにちは。

築43年の中古住宅をDIYでリノベーションしているサクオ(@diy-reno1)です。

当ブログではこれまで、無垢フローリングをDIYで貼って、
オスモカラーで塗装しました。

今回はこの床と壁の間に巾木を設置します

そもそも巾木とは?

巾木はばきとは、壁と床の間に設置してあるこういったものを指します。

こうした巾木には主に2つの役割があります。

  • フローリングと壁の間の隙間を隠す
  • 掃除やモップをかけるときに壁が汚れるのを防ぐ

私が巾木を設置する壁も、よく見ると隙間が空いています。

フローリングと壁の間にできた隙間を巾木で隠す方法を解説します。

この隙間を巾木で隠すというわけです。

漆喰仕上げの白い壁も汚れやすいので、巾木は必須ですね。

巾木はホームセンターで手に入りますし、
交換・取り付けもDIYで簡単にできます。

巾木には2種類ある

さて、一口に巾木といっても、
ソフト巾木と木巾木の2種類があります。

それぞれメリット・デメリットがあります。

木巾木

【比較】木巾木とソフト巾木のメリット・デメリットを解説します。

木巾木とは文字通り、木でできた巾木です。

フローリングが木だと、木巾木が使われることが多いですね。

木巾木のメリット・デメリット

  • 300~400円/mとソフト巾木と比べると割高
  • ボンドと釘での貼り付けが必要
  • 上側に埃が溜まりやすい
  • コーナーに設置する際、手間がかかる
  • 見た目がかっこいい

私が巾木をつける場所は無垢フローリングの上なので、
カッコよく魅せるために、木巾木を使います。

ソフト巾木

ソフト巾木とはビニール製の巾木です。

具体的にはこんなイメージです。

ソフト巾木のメリット・デメリット

  • 100円/mと価格が安い
  • シールで貼りつけるだけ
  • 薄型で埃が溜まりにくい
  • 角の処理が簡単
  • 木巾木に比べると安っぽい

床がクッションフロアーやビニールシート系の場合は、
ソフト巾木がよく使われますね。

とにかく安くて貼りやすいというのが大きなメリットです。

巾木の取り付けに必要なもの

ソフト巾木はシールで貼るだけなので、
今回は木巾木の取り付けを解説していきます。

と言っても、木巾木の取り付けも至って簡単です。

基本的にはこの5つがあれば大丈夫。

  • 巾木本体
  • ノコギリ or 丸ノコ
  • 木工用ボンド
  • 金槌
  • 隠し釘

巾木の取り外しから行う場合は、
更に金属製のスクレーパーが必要です。

「この際、丸ノコでブイーン!と一瞬でズバズバ切りたい!」

という方にはマキタの丸ノコがオススメです。

私の場合、自分で塗装を行うので、以下の4つも必要でした。

  • 好みのステインやペンキ
  • 木材保護用のニス
  • 240番のペーパー
  • 刷毛かウェス

全てホームセンターで入手可能です。

杉の巾木をDIYで塗装する

というわけで、こちらが私の使う巾木。

ホームセンターで買った巾木をDIYで塗装して、取り付けてみます。簡単なのでオススメです。

1820mmで700円ほどでした。

丸ノコでブイーンとやるか、手ノコでギコギコやって切ったら、
早速置いてみます。

なんかぱっとしない!

よし!塗ってみよう!

ホームセンターで買った木巾木を自分でステインとニスで塗装します。

塗装には当ブログでも
よく登場するアサヒペンの水性オイルステインのオークを使います。

このステインは伸びがよく塗りやすい上に、
30分もあれば乾くので、作業性抜群。

これまでの経験から、この色が我が家の柱や梁の色と近いと
分かっているので愛用しています。

刷毛でちゃちゃっと塗ってしまいましょう!

木目がはっきり出て良い感じですね。

ただ、ステインには表面の保護機能がありません。

つまり、このままでは水や汚れに弱い。

このまま塗れたモップをガンガン当てたら、
もはや災害です。

そこで、つやけしニスを塗って表面保護をします。

こちらもすぐに乾きます。

塗った直後はテカテカですが、
乾いてしまえば塗る前と見た目は変わりません。

これで汚れや水がついても大丈夫です。

ニス塗り後に少しバリが出るので、
240のペーパーで優しく磨いてあげると綺麗に仕上がります。

巾木はニスで表面保護しましょう。それなら掃除機やモップが当たっても大丈夫です。

巾木を交換・取付の手順

塗装ができたので、いよいよ取り付けていきましょう。

取り外し

巾木の取り外しは簡単です。

金属製のスクレーパーを壁と巾木の間からねじ込んで、
とんとんと金槌で叩いてあげれば簡単にとれます。

言葉では難しいので、こちらの動画が参考になります。

取り付け

巾木の取り付けも簡単です。

巾木の裏面に木工用ボンドを付けます。

巾木は木工用ボンドと隠し釘で簡単に取り付けられます。

私はフローリング貼りで余ったフローリング用のボンドを使いました。

普通の木工用ボンドでも十分です。

あとは、壁に当てて、巾木の溝のところに釘を打ちます。
30センチ間隔くらいでOK。

巾木などの内装材の取り付けには、フィニッシュネイラーがあると大変便利ですね。ない場合は隠し釘で代用できます。

私はコンプレッサーとフィニッシュネイラーがありますが、
ない場合は隠し釘と金槌でも十分です。

隠し釘というのはこういうもの。

この釘は打ち込むと、上の部分がはみ出た状態で残ります。

そのはみ出た部分を金槌で横から叩くと、
その部分だけが取れて、中に入っている釘部分は残るという仕組みです。

これなら跡を残すことなく綺麗に取り付けられます。

角に巾木をつける場合

巾木をつける上で、難しいことがあるとすれば角です。

巾木は角が難しいですね。
留めといって、45度に切った巾木を合わせるのがカッコよく仕上げる秘訣です。

「なんだ、45度で切って合わせるだけじゃん」

ところがどっこい。これがまた難しい。

どちらかが1度ずれるだけで隙間があきます。

スライド丸のこがあれば、こうした微調整もそこまで難しくありませんが、
これはハードルが高い。

頑張って手ノコで切って、あとはサンディングペーパーで
微調整して合わせるのが一番確実です。

どうしても、無理ならこうした方法もあります。

ちなみにこれはフローリング材です

あまりスタイリッシュではありませんけど。

完成!

私が貼った木巾木はこちら!

オークの無垢フローリングのおかげもあって、
なかなかゴージャスな雰囲気です。

ホームセンターで買った巾木を、自分で塗装してDIYで取り付けてみました。本記事では具体的な方法や必要なものを解説します。

いい!すごくいい!(自己満)

DIYで貼った無垢フローリングに巾木を取り付けてみました。

掃除機やモップをガンガンあててもノーダメージです!

ニスも塗って良かった〜!

ビフォーアフターで比較してみます。

ビフォー

アフター

まとめ

  • 巾木は隙間を隠し、壁を汚れから守る
  • 巾木にはソフト巾木と木巾木がある
  • 木巾木にはニス塗りが望ましい
  • 巾木の取り外しはスクレーパーを使う
  • 取り付けにはボンドと隠し釘
  • 角は取り付けが難しい

巾木を自分でアレンジできると、お部屋DIYもまた楽しくなりますよ〜

ボロボロになった巾木の交換だって簡単にできます。

今回、巾木を貼った上の部分が、
在宅ワーク用のデスクとして完成したので、
次回は床の間をリメイクしたデスクを紹介します。

続きはこちら!

ちゃんちゃん

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