「DIY用の作業台を安く自作できないかなあ」
「作業できる場所が限られているから、折りたたみできる作業台がほしい」
この記事ではそんな悩みを解決します。
こんにちは。
築43年の中古住宅をDIYでリノベーションしているサクオ(@diy-reno1)です。
前回は構造板で新しい床下地を作りました。
工事を急いでも良いのですが、床にしゃがんでの作業が大変になってきました。
そこで!!!
今回は工事を一時中断し、DIY用の作業台を格安で自作します。
材料は全てホームセンターで買えて、合計4000円でした。
ぶっちゃけ作業台なしでも行けると思っていましたが、
作ってみたら作業が超楽に!
結果、作って本当に良かったです。
では、いきましょう!こちらが完成図です。
そもそも、なぜ作業台を自作するの?
実は、DIYの作業台には既製品が多く出回っています。
例えばこんな感じです。
こちらは1つだけのタイプ。
こちらは2つ並べて、上に自分で天板を乗せるタイプ。
ところが、こうした商品ってぶっちゃけ使いにくいんですよ。
その理由としては
- 値段が高い
- 故にラフな扱いがしづらい
- 大きな素材が切れない
例えば、これらの作業台では、サブロク板(910mm×1820mm)を切ったり、
1820mmくらいの長いフローリング材を縦切りしたりはできません。
小規模な木工作業には良いと思いますが、
私のような大きな物を扱うリノベーション系のDIYには不向きです。
そこで、このような既製品に5000円くらい払うなら、
3000円ちょっとで自分に合った作業台を自作する方が良いとなるわけです。
しかも、短時間で安く作れるなら、間違って工具でダメージを与えてしまったり、
塗料が飛んだりしても、小ダメージで済みます。(メンタル的な意味でも)
それに、これなら物もいっぱい置けます。
私、実際に自作した作業台で色々とDIYやりましたけど、
これで困ったことは一回もありません。
必要なもの
さて、DIY用の作業台の自作に必要なものは以下の通りです。
全てホームセンターで手に入ります。
- 12mm厚の構造板909mm×1918mm 3枚
- 丸ノコかジグソー
- 丸ノコ定規Tスライド
- ノミ
- (45mm厚の発泡スチロール板909mm×1918mm 1枚)
私はこの作業台の上で、構造板などの大きさ素材を丸ノコで切りたかったので、
45mm厚の発泡スチロール板を置くことにしました。
スチロールはオプションなので、なしでも大丈夫です。
構造板には9mm厚もありますが、9mmでは強度不足なので、
12mmを使いましょう。
作業台の脚を切り出す
構造板2枚を使って、脚用の板を4枚作ります。
こんな感じで脚を切り出します。
完成後の高さは、
750mm(脚の高さ)+12mm(天板の12mm構造板)+45mm(発泡スチロール板)=807mm
この高さは身長170cmの私に合わせてあります。
発泡スチロール板の有無や身長によって調節すると良いです。
よくあるデスクが70~75cmくらいの高さなので、
それよりも5cmほど高いほうが丸ノコは扱いやすいです。
構造版に図面通り墨付け(線引き)できたら、
あとは丸ノコやジグソーで切り出していきます。
溝の奥の部分はノミで落としましょう。
1枚切れたら、あとは繰り返して残りの3枚も作っていきましょう。
天板を乗せて完成
脚を4つ切り出すことができたら、脚どうしを合わせて、
構造板を上に乗せて完成!
更に発泡スチロールを乗せました。
もうひと手間かけて、ホルソーやジグソーで脚の中をくり抜くと
脚を軽量化できて移動や保管に便利です。
市販の作業台の脚
近所のホームセンターにはこんな物も売っていました。
私が自作した作業台の脚ではないか!!
脚1つ分、つまり板2つで3000円です。
脚2つ分なら板4枚で6000円の計算です。高い!!!
忙しい方や、精度に自信のない超初心者の方なら、これを買うのもありですが、
私が自作した作業台は、構造板3枚なら3300円で作れますよ!爆
コスパにおいては最強です。
DIYで自作した作業台を使ってみたら
これを作ったおかげで、しゃがんでの作業が激減。
この通り、断熱材のカットも楽勝です。
スライド丸ノコを置いても、全く問題ありません。
作業効率がUPし身体の負担も軽減できました。
これがなかったら今頃腰痛地獄だったかも。。。
DIYでのリノベーションがフローリング貼りに入ったら、
折りたたんで避難させるという使い方もできました。
折りたたみも設営も1分以内でできるので、
なかなかオススメです。
半日あれば作れるので、作業空間に余裕があるなら是非作っておきたいです。
次回から工事に戻ります。
つづく↓
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