たまに登場するカナダシリーズです。
前回は友人がDIYで作った家を紹介しました。
今回は私がカナダ西部の田舎町で滞在した巨大な家を紹介します。
※オーナーさんの許可を得ています。
海外で泊まった家のインテリアが素晴らしかった件
まず家の表。森の中にあります。駐車場の広さがすでにおかしい。
こちらが表玄関。家の建物そのものに緑を組み込む発想は日本であまり見かけません。
驚くのはまだ早い!
玄関から入ると目に入る空間。
キッチンに入っていきます。アイテム一つ一つにセンスを感じます。
キッチンとダイニングが素晴らしい。冷蔵庫が巨大。
照明はLEDなんですけど、電球色で良い雰囲気です。
ここまで大きく立派なキッチンはカナダでもなかなかありません。
寝室が2階に3つ、地下に3つ、トイレが各階に1つずつで合計3つ。
リビングとキッチンが1階と地下に1つずつあります。
こちらが地下のリビング。地下と言っても半地下なので窓があります。
上の階ほど手はかかっていません。
こちらが私が使わせもらえた寝室。
ちなみに、カナダの家では壁紙よりペンキが一般的です。
この家も全てペンキ塗りです。
衝撃的なことを言います。
この家はオーナーさんがDIYで作ったものです。
と言ってもこのオーナーさんはプロの大工で、大学でも教えるレベルの人ですからね。
そして、まだまだ終わりではありません。外がまた凄いのです!
海外の家はエクステリアも素晴らしかった
こちらが裏庭。いやー広い。カナダは日差しが強いので芝生もどんどん育ちます。
これは芝刈りが大変と思ったら、外注しているらしい。失礼しました!
焚き火スペース。ここは郊外なのでキャンプファイヤーも好き勝手やって大丈夫ですが、
市街地の家では、許可が必要です。※地域にもよる
BBQコーナーです。
プロパンガスに繋いで使うBBQグリルは各家庭に1台レベルで普及しています。
これでステーキ焼くとめっちゃ美味くできるんだよなあ。
庭には2羽ニワトリがいました。
その鳥さんたちのお家。
DIYで自作した温室。これは凄かった。
ここで採れた野菜がまた美味い!
週末の朝はここでコーヒーを飲む。なんて優雅。
インテリアもエクステリアも本当に素晴らしいの一言に尽きます。
「この前ロサンゼルスに遊びに行った時に10万円で買ったんだ!凄いだろ!?」
と自慢気なオーナーさん。
立派な家とは何か?
私はカナダに7年半住み、その間に10回くらい引っ越し、
更にハウスシッターを数多く頼まれたこともあって、
本当にたくさんの家を見てきました。
※ハウスシッター=住人が旅行中の留守番やペットのお守りなど。
それこそ、貧乏シェアハウスから、高級コンド、ウォールテント、
リタイヤした老夫婦の家、プール付きの馬鹿でかい家まで様々です。
高い家は全部ハウスシッターとして笑
ところで、良い家とは何でしょうか。
お金がたくさんかかっている家でしょうか。
高機能な家、それとも、大きな家でしょうか。
私が思う良い家とは、
その人のこだわり、工夫、ストーリーが見える家です。
今回紹介した家はとても立派で、お金もかかっていると思いますが、
それだけじゃない。
家はもちろん、家具も多くはオーナーさんのオリジナル。
全て既製品で作られた家にはない物ばかり。
キッチンカウンターなんか大理石を自分で切り取ってまで作っています。
私はこの大きくて立派な空間も好きですが、
それ以上にオーナーさんのDIY魂が好きです。
ある時、友人の大工さんがこんなことを言っていました。
お金がある人が作る家って立派だと思うだろ?
確かに立派にはなるけど、実は必ずしも面白いものではない。
お金がある人はお金にものを言わせて工夫をしなくなる。
予算に限りがある人がどこかで折り合いをつけて、
頭をひねって工夫して作る家の方が見ていて面白い。
私のDIYリノベーションは、
家にお金をかけずに好きな空間を作りたかったので始めたものです。
ローコストとは言えど、こだわり、工夫、ストーリーが現れる家にしていきます。
乞うご期待!
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