DIYについてのブログということで、
私がカナダで実際に住んだ家を紹介します
今回はその1ということでウォールテントの登場です。
これは私のカナディアンの友人が自宅の敷地内にDIYで建てたものです。
彼が日本に遊びに来てくれた時に色々案内したら、
その御礼にということで一夏住まわせてもらえました。
ウォールテントとは
ワンバイフォー材やツーバイフォー材で作ったベースとフレームに、
キャンバス地の布地を被せただけの超シンプルなお家、というか小屋です。
防水のために、屋根にはビニールシートを被せてあります。
私も工事をすこーしだけ手伝いました(その際の写真がなくてすみません。。。)
私の趣味の道具がでかでかと置いてあります笑
アスペンやスプルースの木に囲まれていて、我ながらなかなか良い雰囲気です。
どうですか?結構かっこ良くないですか?
ちなみに、このマウンテンバイクは現地で友人から譲ってもらったのですが、
その友人は当時無名だったものの、今やなんとオリンピック選手に、そして、
とうとうメダルを取ってしまいました。
そう、メダリストのお古です!
さて、テントの中身はこちら↓
気になるウォールテントのスペックとは
- 間取り:ワンルーム 10帖くらいかな?
- 家賃:日本円にして約4万円(私はオーナーさんの厚意でタダでした)
- 水道:なし
- キッチン:プロパンガス
- 電気:少しあり
- WIFI:あり
- 断熱:なし
- 駐車場:あり
- 暖房:薪ストーブ
- アクセス:町まで車で20分
色々とツッコミどころ満載ですが、はい、全く万人向けではありません。
水道はないので、町で20Lのタンクをいくつも汲んできて使っていました。
シャワーは徒歩5分のガソリンスタンドで300円くらいで入れます。
と言っても、日本の夏と違って、全力で運動しない限り汗をかくことがない
冷涼低湿な気候だし、川にカヤックに行ったついでによく泳いでいたので、
シャワーは週1回くらいでしたね!爆
電気は長い日照時間を利用したソーラーが基本で、
日本から持ってきた炊飯器を使う時だけ、オーナーさんの母屋から引いてきた
コンセントにつないでいました。
暖房は薪ストーブなので、薪割り必須です。
家の裏には野生のクランベリーとブルーベリーがなります。
もちろん食べられます。きのこは無理ですが。
写真にはありませんが、裏に手作りボットン便所があります。
薪ストーブの灰を捨てて臭くならないようにしていました笑
まとめ
結局、このテントには一夏しか住まなかったのですが、
色々と不便はあったものの本当に楽しかったです。
朝は鳥の鳴き声で起きて、薪ストーブの火を楽しみながらご飯を食べて、
夜はフクロウの声を聞きながら眠る。毎日は所謂グランピングのような状態でした。
今になって、本当に貴重な体験だったと思います。
こちらの家も同じ友人が作ったものです。
こんなの皆さんのDIYプロジェクトとしてこんなのいかがですか?
カナダの家といえば、こちらの家もかなり素敵でした。
ちゃんちゃん
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