「リノベーションで電気工事って具体的に何をやってもらうの?」
「コンセントもついでに増設できる?」
この記事ではそんな悩みを解決します。
こんにちは!
築43年の中古住宅をDIYでリノベーションしているサクオ(@diy-reno1)です。
DIYでのリノベーションというと、全て素人で完結できそうな気がしますが、
実は素人ではできない工事があります。
電気工事や配管工事などがその類です。
プロの工事でも、大工さんがやるのではなく、また別の業者が入ります。
私のリノベーションでも、先日、電気工事に入ってもらったので、
今回は電気工事のポイントを解説します。
さて、前回は梁下に柱を追加しました。
自分の家であっても、素人が電気工事をするのは違法です。
というか、安全上の理由からやってはいけません。
1つのミスが漏電や火災の原因になります。
理想を言えば、自分で勉強して、
自分で電気工事をできたら良かったのですが、
さすがに時間がかかり過ぎるので断念。
地域の電気工事士さんにお願いしました。
DIYリノベーションの電気工事でやってもらう3つのこと
電気工事士さんにお願いするのは以下の3点です。
- 既存配線の整理
- 照明とスイッチの配線
- コンセントの新設
私は必要ありませんでしたが、場合によっては
電話回線、光回線、テレビ回線の整理も必要です。
電気工事は基本的に、配線工事、仕上げ工事の2回に分けて行います。
今回の記事で扱うのは最初の配線工事なので、
仕上げ工事で照明やコンセントを開通できるように
配線してもらいます。
電気工事への準備
電気工事士さんが円滑に作業をできるように、
まず自分の方ですべき準備があります。
まず、配灯計画。
照明とスイッチの場所を決めて、
養生テープに「スイッチ1」とか「照明1」などと書いて、
設置予定の場所に貼っておけばOKです。可能なら図面を渡しましょう。
配灯計画については、こちらの記事で最強の方法を解説しています。
続いて、コンセント、テレビ回線、インターネット回線、
電話回線などの位置も同様です。
これも養生テープに書いて貼っておけば大丈夫です。
準備できたら一度電気工事士さんに下見をしてもらいましょう。
自分が計画した通りにはまずなりません!
電気工事士さんと相談しながらベストな代替案を考えることになります。
計画通りにいかなかったこと
いざ工事が始まれば、さすがプロ。
ドリルでがんがん穴を開けて配線を通し、素早くかつ正確に作業を進めていきます。
主役は電気工事士さんですが、色々と相談事や共同作業があるので、
近くにはいたほうが良いです。
実はこの電気工事で計画通りに行かなかったことがあります。
最大の誤算だったことは配灯計画。
8割変更になりました泣
当初の予定では、赤丸↓のように、梁の側面や底面にレールタイプの照明を
取り付ける予定でしたが、結局青丸の位置に変更になりました。
というのは、梁の上部や裏側から配線を持ってこられないから
できないと電気工事士さん。
できなくはないけど、カッコよくならないとのこと。
これはリノベーションで最大のショックでした。泣
NOOOOOOOOOOOOOってなりました。
よく、お店などで、梁に照明が取り付けられているのを見て密かに憧れていました。
しかし、あれは梁の上にアクセスして、上から配線を通せるから可能なんですね。
天井が塞がっているので今回は無理ということになりました。
あと、スイッチとコンセントの増設には砂壁を少し掘りました。
この掘った跡をパテで埋めるか、上から板を貼るかの作業が必要になりました。
まあ上の悲劇に比べれば大したことないですけど!
電気工事の跡を補修する方法についてはこちら
計画より良くなったこと
反対に良かったこともありました。
今回、柱にコンセントを増設しました。
ところが、柱に取り付けるタイプのコンセントボックスにデザイン性のかけらもない!
そこで、電気工事士さんの提案で、鉄管を入れて
インダストリアルなデザインにできました。
なんかクールじゃないですか?
以下は計画通りです。
こういったフラフラと天井から出ていた旧回線も撤去。
この黒いぶっとい配線も綺麗に片付けてもらえました。
電気工事の費用
ここはお金がぶっ飛びます。
まだ2回目の仕上げ工事が残っているので、最終的なコストは出ていませんが、
合計30万円オーバーは確実ですね。
決してぼったくられている訳ではありません。
そもそもLED照明が高い!これが半分以上を占めています。でもこれは仕方ない!!
というわけで1回目の電気工事が終わりました。3日ほどかかったかな。
天井や壁の工事の仕上げが終わった段階で、もう一度来てもらって、
照明器具の設置とコンセントの仕上げをやってもらいます。
次は天井に断熱材を貼っていきます。
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