ステンシルを自作してコンセントプレートに模様をつける

「うちのコンセントプレートをお洒落にデコレーションできないかなあ」

「木材に好きな模様を入れれないかなあ」

この記事はそんな方のために書いています。

前回の記事では、100均で買ったコンセントプレートを
自分で塗装してお洒落に仕上げました。

今回はこのコンセントプレートに更に模様を入れます。

結構かわいくできたので、私が実際にとった方法を紹介します。

ステンシルとは

木材に模様を入れるにはステンシルという方法を使います。

簡単に言うと、好きな図柄をくり抜いたシートを、模様付けする素材に貼り付け、
その上から塗装することで、図柄を転写します。

【100均】セリアのコンセントプレートを可愛くデコレーションする

これなら、綺麗に模様が付きます。簡単でしょ?

それが簡単ではないんですわ。

模様を決めてステンシルシートを自作する

模様があらかじめくり抜かれた既製品のステンシルシートがあるのですが、
コンセントプレートに合うサイズがないので、今回はシートから自作します。

まず好きな図柄を紙に写します。

曲線や細かい箇所が多い図柄にすると、
後で切り抜く際の難易度があがるので要注意です。

次にこの図柄をいらないクリアファイルに写します。

クリアファイルを切り抜いて、ステンシルシートを自作する。

スマホやタブレットなどの液晶に、クリアファイルを乗せて上からなぞるという技もあります。

あとはアートナイフでこの図柄を切り抜きます。
ここが一番難しい!

細心の注意を払って切り抜いたシートがこちら。

ステンシルシートを使って、セリアのコンセントプレートをデコレーションする。

素晴らしい器用さです。

【大失敗】自作したステンシルシートで塗ってみる

「はいはい、後はくり抜いたシートを素材に重ねて、上から塗るだけでしょ?
超簡単じゃん」

はい、私はそう思っていて大失敗しました。

まず、マスキングテープで固定します。

あとは筆でちょいちょいと塗って、

シートを剥がしたら何かがおかしい。

お分かり頂けただろうか?

実は私、大きな物をデザイン・加工したりするのは得意なのですが、
こういう繊細な作業はちょっと苦手なんです。

特に絵画のセンスは皆無です。
ドラえもんが描けるかもあやしいレベルです。

実は、それを見越した家族が図柄のデザインと切り抜きまでやってくれて、
「ここまでやってあげたんだから、さすがに後はできるでしょう?」

と言われて「絶対できるに決まってるやろ!」的なことを言ったんですけどね笑

あははは

ステンシルで染みこまないように上手く塗るコツ

結局、家族が塗りまで完璧にやってくれました。

ステンシルで上手く塗るコツは次の3点です。

  • 両面テープ等を使ってシートを素材に密着させる
  • ごく少量の塗料で少しずつ
  • 塗るというよりポンポンするイメージ

これを全て破ったのが他ならぬ私です。

以下、器用な家族によるデモンストレーションです。

両面テープがなかったので、養生テープを輪状にして代用。

シートを固定できたら、次は塗りです。

しばらくは筆で塗ってみましたが、メイク用のスポンジにチェンジ。

筆より断然良い!

完成しました!とってもかわいく模様を付けられました。

あとは同じ要領で全てのプレートに模様付けします。

というわけでオールスターが集合しました。

【100均】セリアのコンセントプレートをステンシルで可愛くデコレーションする方法

いやー素晴らしいテクニックです。

今回の白い塗装にはカインズブランドのピュアホワイトを使いました。
安いのにクラフトっぽい綺麗な白が出ます。

ステンシルで塗った後にニスで表面を保護する

プレートをステインで塗装して、ステンシルで模様をつけただけでは
表面の保護機能がないので、ここでニスを塗ります。

ようやく、ここからは私にバトンタッチ。

もちろん、使うのは私のお気に入りの水性ウレタンニス。

デコレーションしたコンセントプレートにニスを塗って表面保護する。

ニス特有の嫌な臭いなし、非シックハウスで食品衛生法にも適合。
塗りやすくて、すぐ乾くと最強です。

あまりべっとりならないように、木目に沿って塗っていきます。

塗り終わりました。塗った直後はテカテカですが、

10分も経つと、素材になじんでマットな仕上がりになります。

コンセントプレートに動物模様を転写してみた。

↓左がニス塗布済み。右は未塗装です。

ニスを塗った左のほうが、綺麗に仕上がっています。

最後に番手320~400くらいのペーパーで軽く磨いたら完成です。

もし、ニスのムラが気になるようでしたら、ニスをもう1回塗って、
再度サンディングです。

ステンシルで塗装したプレートが完成

素敵なプレートが完成しました。

100均のコンセントプレートをリメイク。

ジャストタイミングで仕上げの電気工事に入ってもらったので、
電気工事士さんに取りつけてもらいました。

私の場合はコンセントの新設なので、電気工事士さんでないといけませんが、
プレートの交換だけなら素人でもドライバー1つでできます。

コンセントプレートを可愛くアレンジする。

まとめ

私はDIYでリノベーションをしてきて、
空間全ての箇所のデザインにこだわってきました。

使う木材、壁の色、照明の種類と全て熟慮の後に選んだものです。

私同様にデザイン性にこだわっている家はたくさんあります。

しかし、コンセントやスイッチのプレートなどの
細かい場所にこだわっている家って意外とありません。

こういう細かい場所だからこそ、こだわった物を使いたい。

そう思って作ったコンセントプレートもこうして形になって本当に嬉しいです。

皆様もコンセントプレートにこだわってみませんか?
きっと空間への愛着が増すはずです。

ちゃんちゃん

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