「電気工事後の壁の配線跡を綺麗に補修できないかなあ」
「長押の裏を綺麗に補修できないかなあ」
この記事はそんな方のために書いています。
前回は、モルタルで長押裏の壁を補修して大失敗しました。
今回はモルタルを剥がして、パテで再補修します。
見事今回は綺麗にリカバリーできました。
長押裏と電気工事跡の壁をパテで埋める
現状がこちら。なんたる惨劇!
わざわざ補修したモルタルをぶっ壊して、パテで再補修。
目指す姿はこちらです。
DIYでは失敗はつきものです。失敗したらまたDIYで直せば良い。
そこがDIYの醍醐味です。
失敗を過度に恐れる必要はありません。
長押裏のモルタルを撤去する
最初はディスクグラインダーを使ってみましたが、大量の粉塵が出てしまうので、
バールで突いて取り除きます。
モルタルの後ろの土壁が姿を現しました。
深くエグれてしまっているところには下地を設置します。
ビス止め等は無しでも大丈夫です。
【壁補修モルタル VS パテ】
ホームセンターに売っているパテのほとんどは量が少ない割に高いので、
楽天で見つけたこちらのパテを使います
接着良し、厚盛りできる、ヤセも少ない、安いと最強のパテです。
水を混ぜて練ったらヘラを使って塗っていきます。
このパテ、ダマにもなりにくくて◎!
パテを塗ってみると、モルタルよりも断然いい!
モルタルよりも滑らかでソフト、壁にも簡単に馴染むので壁とフラットにしやすい。
非常に作業がしやすいです。
モルタルはジャリジャリしていて、砂壁に上手く馴染まず、
結果的に砂壁と補修箇所のつなぎ目が凸凹になりました。
やはり長押裏補修はパテ一択ですね。私のモルタル施工が悪かっただけかも
壁にある電気工事の跡を補修する
コンセントを新設する際に砂壁をがっつり掘ってもらったので、
長押裏のついでにこの電気工事の跡も補修します。
こちらが補修前の状態です。
ボックスまわりの深く掘ってある箇所は、
スタイロフォームや石膏ボードの切れ端を突っ込んで下地にします。
半液体のパテで深い箇所を補修してしまうと、パテが重力で垂れ下がってしまいます。
10~15mm以上の厚みがあったら下地があったほうが良いです。
下地を設置できたらパテで埋めていきます。
塗ったら1時間くらいで硬化します。ばっちりです!
最終的に壁には漆喰を塗る予定です。
石膏ボードのつなぎ目をパテで補修してペンキを塗ったりする場合には、
パテをサンドペーパーで平らにならす必要があります。
私の場合、あまりに盛り上がっている箇所はカッターで切ったり、
ディスクグラインダーで研削しますが、
基本的には漆喰で隠れるのでサンディングの必要はありません。
というわけで壁はこんな感じになりました!
なかなかそれっぽくなってきました。
このように柱と柱の間に壁がある構造を真壁といいます。
日本ならではの構造です。
これに対して、洋室や海外の建物にある柱のない大きな壁を大壁といいます。
真壁と大壁の違いについてはこちらの記事でくわしくまとめました。
真壁から大壁に作り変えることもできたのですが、職人技によるせっかくの真壁なので、
このまま維持する方向でいきます。
次回は天井近くの廻り縁と言われるパーツを自作します。
つづく
コメント
こんにちは。
私も長押をちょうど撤去したのでこれからパテでを塗るところです。
参考になりました。ありがとうございます。
たしろ様
コメント頂きありがとうございます。
長押を撤去した後の処理は私も結構悩んだ点でしたので、お役にたてたなら幸いです。
ちなみに私はその上からシーラー+漆喰で綺麗に埋まりました。ご参考までに。
ご覧いただきありがとうございます。