こんにちは。
築43年の中古住宅をDIYでリノベーションしているサクオ(@diy-reno1)です。
半年ほど頑張ってきた我が家のDIYリノベーションもいよいよ終盤です。
今回はボロボロになった障子紙を張替えてみます。
障子紙を張り替える前の状態
というわけで、こちらが張り替える予定の障子です。
もう10年くらいは張り替えてない上での、半年間のリノベーション工事。
特に養生等はしていなかったので、結構な汚れがついています。
というわけで、とりあえず綺麗にしてみました。
美濃和紙の調達
さてさて、この障子に貼る和紙も考えなければいけません。
最近は、ホームセンター、楽天、アマゾン等で安くてカッコいい障子紙が簡単に手に入ります。
それこそ私がこのスターウォーズ襖紙を手に入れたように!
しかし、今回は障子です。もう少し真面目な雰囲気にしたい。
このブログの趣旨であるように「良い素材」を使ってみたい。
我が家は岐阜県にあり、近くには美濃和紙で有名な美濃市があります。
美濃和紙とは?
美濃和紙とは日本三大和紙の一つで、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
美濃和紙についてご興味のある方は、古川紙工株式会社さんのサイトに詳しい解説があるので、こちらをご覧ください。
私は実際に美濃和紙を手にとってみようと、美濃市に行ってみました。
岐阜県美濃市のワシナリーで和紙を買う!
美濃市というと、風情溢れる「うだつの上がる町並み」でも有名ですね。
その町並みの中にあるのがこちらのワシナリー!
かっけええええええ!!!
中は古い蔵をリノベーションした造りでこれもまた一見の価値あり。(夢中になってしまい写真は撮り忘れた)
こんな感じで数々のカッコいい和紙が並んでいます。
寸法さえ分かっていれば現地で購入できます。オンラインでの購入もできるようですが、やはり手に取るほうが質感や透け具合がよく分かりますね。
町並みも素敵なので、お近くの方は観光ついでに行ってみる価値あり!
障子の張替え
というわけで私が現地で購入した和紙がこちら!
障子戸2枚分で5,000円~6,000円ほどだったと記憶しています。
とっても上質で品のある質感です。
ピンクは私の趣味ではなく嫁の…
この2色の和紙をモザイク状に貼ってみようと思います。
和紙を切る
和紙の張替えですが、簡単かと思いきや意外と苦戦しました。
採寸して墨付けしてから、カッターで和紙を切っていきます。
この糸のような繊維が結構切りにくい。。。無理に押し切ろうとすると他の部分を引っ張り破ってしまいます。細心の注意で丁寧に切り分けます。
和紙を障子に張る
障子用の糊を付けていきます。
ヘラ、ローラー等を駆使して、貼っていきます。
多数に切り分けた和紙をモザイク状に貼り合わせていくわけですが、これが絶望的に面倒くさい!
1マスごとに色を交互にしたかったのですが、1段ごとの交互にすることに。
カッコよく張れました!
障子紙張替えの注意点
障子紙を張り替えるときに私が感じた注意点はこんな感じです。
- よく切れるカッターを使う。
- 糊は必要最低限。塗りすぎの状態で押さえると和紙が破れやすくなる。
- モザイク貼りは面倒くさい。
- スペアはあったほうが良い。
- 糊がついた手で和紙を触れない。
美濃和紙の障子戸が完成!
というわけでこちらの障子戸が完成しました!
いえい!
これが全てDIYというのは我ながらびっくりです。
裏面はこんな感じです。
張り替えてまず思ったのは、戸を閉めたときの「ピシャッ」って音が引き締まっていてカッコいい!
そして、ぱっと見のこだわってる感が好きですね。
というわけで今回は障子戸に美濃和紙を貼ってみました。
次回の記事では、この我が家のDIYリノベーションにかかった費用と期間を全面公開します。
続きはこちら!
ちゃんちゃん
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