【DIY】取り外したエアコンを自分で真空引きして取り付けてみた

真空引きをしながらエアコンをDIYで取り付ける方法を紹介します。
真空引きをしながら、一度取外したエアコンをDIYで再取り付けします。

「リフォームで壁紙を貼った時に外したエアコンを再取り付けたいなあ」

「レンタルした工具でエアコン取り付けって実際どうなの?」

この記事ではそんな悩みを解決します。

こんにちは。

築43年の中古住宅をDIYでリノベーションしているサクオ(@diy-reno1)です。

今回はリノベーションの準備段階に、自分で取り外したエアコンを
また自分で取りつけてみます。

エアコンを自分で取り外す

そもそも、エアコンを自分で取り外すことは可能なのか?

はい、ぶっちゃけ自分でDIYでいけます。

特殊なツールも必要ありません。
せいぜいドライバーとモンキーレンチと六角レンチくらいです。

実際に私は以下のページを参考に、自分で上手く取り外すことができました。

エアコンの取り外し工事を自分でする方法|手順と注意点、専門業者に依頼した方が良いケースを紹介 - エアコンの設置工事なら全国対応のエアコンサポートセンター
エアコンの取り外しは、工事業者に依頼した場合、およそ6,000円の費用がかかります。 「自分でエアコンを取り外

電気用の配線やホース類を切らずに取り除けば、
そのまま再利用可能です。

エアコンの取り外しは素人でもDIYでできますが、
注意しないと以下の危険性があります。

  • ガス回収時にコンプレッサー破裂
  • コンセントを抜かずに配線をカットして感電
  • 脚立からの落下

初心者でも気をつければ全て予防可能ですが、
不安ならプロにお願いしましょう。

プロに頼んだ場合、取り外しには、金額にして6000円〜12000円かかりますが、
事故に遭うよりかはマシです。

エアコンの取り付けは取り外しの逆をやる

さて、エアコンを取り外してから、気づけば半年。

リノベーションの終わりが近づいてきたので、
自分で取り外して避難させておいたエアコンの室内機を、再びDIYで取り付けます。

基本的には取り外した手順の逆をやるわけですが、
1点重要な違いがあります。

それは、真空引き

真空引きとは?

エアコンを取り外すときは、
室内機とホースに残っている冷媒ガスを回収して室外機に閉じ込めます。

エアコンを取り付ける時はこの逆。

室内機と室外機をホースで接続して、室外機の冷媒ガスを室内機に流します。

その前に!

ホースと室内機の中を真空にする必要があり、これを真空引きと呼びます

真空引きなしだと、エアコン内部に不要な空気や水分が入り込んでしまうので、
エアコンの効きが悪くなったり故障したりとトラブルの元になります。

真空引きは必ず行いましょう!

エアコンの取り付けに必要なツール

この真空引きがちょっと厄介で、
取り付けに使用した六角レンチとモンキーレンチに加えて、
以下のツールが必要です。

  • 真空ポンプ
  • 真空ゲージ
  • チャージホース
  • コントロールバルブ
  • トルクレンチ

多くの人は聞いたことがないツールが連発しますね。

こうしたツールは新品で買い揃えると1万円以上かかります。

正直それなら、もう数千円出してプロに頼んだ方が早そう。。。

しかし、それはそれで高い!
そこで利用するのが、エアコン取り付け工具のレンタルです。

アイテック 工具レンタル

3泊4日のレンタル料2900円+往路送料1200円+復路送料1200円で
合計5300円です。

プロに頼む場合の半額以下!

真空ポンプを含む全ツール付き、方法も動画で解説、非常時は電話1本と、
本当にこれだけで取り付けが全部できます。

私は早速、レンタル予約のメールを入れました。

アイテックさんで工具レンタルの予約を入れたら

どうやら、6月~7月からは混み合う時期のようで、
数週間先にしか予約が取れませんでした。

しかし、メールに最短で欲しいとの記載をしたら、
もう少し早くできると丁寧なお電話を頂きました。

そして、その際にアレンジした日が更に早まり、
予定よりもかなり早く受け取ることができました。

少しでも早く欲しかったので、素晴らしい対応に感謝です。

夏は繁忙期だそうなので、早めの予約を心がけたいですね。

エアコン取り付け用のレンタル工具を開封する

アイテックさんからのレンタル工具が届きました。

開封してみました。

細かい説明は省きますが、
真空ポンプ、トルクレンチ、フレアツールを始めとした
エアコンの取り付けに必要なツールは全て揃っています。

エアコンのタイプによっては、オプションで追加できるツールもあります。

返送用の伝票、チュートリアル用の動画、取り付け説明書も入っています。

こちらがYoutubeにある解説動画。

はい、この通りやるだけです!(投げやり)

実際にレンタル工具を使って自分でエアコンを取り付ける

まず私の場合は、室内機を壁に取り付け、
室内機と室外機を繋ぐホースカバーの復旧からスタートしました。

元々付いていたカバーを再度取り付けていきます。

壁にパイプが通っている箇所は、エアコンパテとシリコンのシーリング材で塞ぎます。

脚立での作業は注意が必要です。
たった2段でも落ちれば大事故になりかねません。

室内機のコンセントを抜いた状態で、Fケーブルも接続します。

これで電力が室外機に供給されます。

あとは上の動画通りにホースを接続して、真空引きをするだけです。

実は真空引きをしている間の微妙な待ち時間で、
この記事を書き始めましたww

完全に怪しい人と化しています。

蚊が超絶やばい(ボキャ貧)ので、
蚊の聖地アラスカで使った防蚊フェイスネットを使用しました。

6月〜7月のアラスカの荒野では、蚊の群れの動きがリアルに見えますからね。

このネットのおかげで顔は良かったですが、
ジーパンの上から何箇所も刺されましたw

結局、クラシックな蚊取り線香を使用。見事に蚊がやってこなくなりました。

蚊取り線香SUGEEEEEEEEEEEE!!

エアコンを取りつけたまま壁のリフォームは可能か?

蚊には刺されたものの、エアコンのDIY取り付けは無事完了。

バリバリ動いてくれるようになりました。

エアコンの取り付けはプロに頼むと、真空引き込みで最低でも1万円はしますからね。
5300円でできたのは良かったです。

アイテックさんのレンタル工具は結構おすすめです。

そして、ふと思いました。

これって、最初からエアコン外さなきゃいいんじゃない?
そうすればタダじゃない?

うううううう〜確かにそうかもしれない。

私が思うに、

壁をリフォームしない。あるいはエアコンの後ろの壁の作業をするときだけ、
誰かに室内機を持ってもらい、その間にぱぱっと壁を仕上げる。

ということなら、エアコンの取り外しは不要です。

リフォームでは大量の粉塵が舞うので、どのみち室内機の保護は必要ですが、
室内機をつけたままのリフォームは一応可能です。

個人的には外すのを推奨しますw

まとめ

  • エアコンの取り外しは自分でできる
  • ただし、自分で外す場合は重要な注意点あり
  • 取り付けは基本的に取り外しの逆の手順
  • 取り付けには真空引きが必要
  • 真空引きには特殊なツールが必要で、レンタルがおすすめ
  • レンタル先の手順に従って取り付ける
  • リフォーム時、エアコンは取り外した方が良いが、そのままでもできなくはない

というわけで、今回はエアコンを自分で取り付けてみました。

エアコンの取り外し&取り付けは自分で十分できるので、
壁をリフォームしたり、部屋をリノベーションしたりする場合にはおすすめです。

何なら私はもう新品のエアコンの取り付けすらも、
DIYでできそうな気がしています。笑

暑さが本格化する前にエアコンはスタンバイさせておきましょう!

ちゃんちゃん

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