「ボロボロのフローリングを撤去したいけど、どうしたら良いのかなあ」
「フローリングを貼り替える時の撤去ってどうやってやるの?」
この記事はそんな方のために書いています。
こんにちは。
築43年の中古住宅をDIYでリノベーションしているサクオ(@diy-reno1)です。
前回は和室の砂壁を撤去しました。
今回は板の間にある古びたフローリングを撤去します。
もう40年も経っているフローリングなので、
浮き上がっている箇所、表面が剥がれている箇所があり、明らかに寿命です。
そこで、このボロボロのフローリングをDIYで貼り替えます。
今は敷居や畳下もあったりで床の高さがバラバラですが、
最終的には全部フラットにします。
通常は天井→壁→床の順番で作業していくのですが、
床が傷んでいて踏み抜いてしまった箇所があるので、
安全のために床から作業していきます。
丸ノコを使って古いフローリングを撤去する
今回も丸ノコの出番です。大活躍してもらいます。
丸ノコは危ないイメージがありますが、
きちんと使いこなせれば強力な武器になります。
古いフローリングを撤去するには、最初の何枚かをバールと金槌を使って剥がします。
根太の位置を把握したら、根太を傷つけないように
古いフローリングを丸ノコでぶった切ります。
青線を切るイメージです↓
多くのフローリング材は複数の薄い板が接着剤で貼りあわされてできています。
一般的に集成材やベニヤなどの接着剤寿命は約30年。
40年以上経っている我が家のフローリングは、接着剤が限界を迎えているので、
切れば切るだけフローリング材が分裂してゴミが増えていきます。
ドラクエのスモールグールってこんな感じで分裂しましたよね!
敷居は両端から200くらいのところで丸ノコでカットすると綺麗に取れます。
窓際のところはフローリング材をとめている窓枠のビスを外しておきます。
床を撤去したら床下を確認する
膨大な量のゴミを処理したら、こんな感じになりました。
ずいぶんとすっきりしました。
この家には床下点検口がありません。
つまり、床下には40年ぶりにアクセスしたことになります。
地面の状態、カビや白蟻の跡などをチェックしておきます。
幸運なことに地面はカラカラに乾燥している状態で、
基礎も非常にしっかりしていました。
基礎にヒビが入ったりしていたら要注意です。
乾燥剤をまいたり、地面をシートで覆ったりという処置も必要なさそうです。
あと、根太が浮き上がっている箇所はビスを打っておきます。
次回はこの上に新しい床を作るために、
断熱材を設置しながら構造板を貼っていきます。
フローリングの貼り替えの道のりはまだまだ長いです。
つづく↓
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