梁の下に柱を追加する

前回は天井に内装材を貼るための下地を作りました。

今回は柱を部屋中央の梁下に追加します。

柱の配置計画

リノベーション中の空間には、2つの太い梁が交わる点に1つの柱があります。
元々は隣(下写真の右側)の柱とつながり、壁を成していたので、
それなりの強度がありました。

しかし、その壁を私がバールでぶっ壊してしまったので、
この柱一本に部屋中の梁の負荷が集中しており、強度に不安が残ります。

そこで、既にある柱の隣にもう一つ柱を追加します。

右隣とも迷ったのですが、リビング・ダイニングとなる空間を圧迫してしまいそうなので
デッドスペースになりそうな左側に設置します。

旧規格の100mm×100mmの角材

既存の柱の太さは、100mm×100mmです。

ホームセンターを探したところ、100mm×100mmというのは旧規格で、
現在は90mm×90mmか105mm×105mmしかありません。

方法としては、105×105を自分で切って100×100にするか、90×90に
10mmの板を貼って100mmとするか。どのみち結構大変です。

と悩んでいたところ、神降臨!

なんと、前回パイン材を譲って頂いた地域の方から立派な100×100の木材を頂きました。

あの方はもう神様ではなくて界王神なのかもしれない。

このような太い木材は丸ノコでも1回では切れません。
線を全ての側面に引いて、木材をくるくる回しながら切ります。

それにしても美しい木材です。

柱を梁下に設置する

当て木をしてコンコンと柱を叩いて梁下に入れます。

既存の柱との間に隙間が開いてしまうので、クランプで締め上げて
150mmのビスを打ち込んで固定します。

既存の柱とも面がぴったり揃いました。

固定にはこちらのクランプを使用しました。
300mmまでの素材を挟むことができます。可動部分はワンタッチで簡単に操作できて、
耐久性、精度、使いやすさと文句なしです。

完成!ビフォーアフター!

今日のビフォーアフターです。

ビフォー

アフター

なんと心強い!

実はビス打ちには皿取錐さらとりきり埋木錐うめききりというちょっとマニアックな道具を使いました。

ビスの頭を表面に見せないための工夫なのですが、説明が長くなってしまうので、
こちらの記事にまとめました。

次はいよいよ電気工事に入ってもらいます。

続きはこちら

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