今回は私の旅の話です。
もはやDIYが全く関係ありません。笑
私は根っからの旅好きで、車でヨーロッパを一周したり、
ニュージーランドにスキーに行ったり、東南アジアをバックパック1つで放浪したり、
馬鹿でかいキャンピングカーでアメリカの砂漠を走り回ったりと
かなり様々なスタイルの旅を経験してきました。
その旅好きを大分こじらせた結果、私はカナダに7年半も住むことになりました。。。
旅についてはどれも滅茶苦茶楽しかったですが、
さすがにあれは無茶だったなと思う旅、
今だったら絶対にやらない(やれない)旅をあげるとするなら、
当時住んでいた名古屋から、東京まで3泊4日かけてママチャリで行ったことです。
もう完全にただの馬鹿です。
名古屋〜東京 ママチャリ旅のはじまり
8年前の今頃、友人の電話から全ては始まりました。
「よう!明日から暇?スカイツリーできたし、東京に行かない?自転車で」
ちょうど暇だったし、体力を持て余していたこともあって快諾。
すぐに私は近所のホームセンターまで自転車を買いにいきました。
そして、翌日、8000円の切り替えすら付いていないママチャリと共に私と2人の友人との旅が始まりました。
ママチャリ旅の中身
ママチャリ旅の移動距離
名古屋から東京まで、国道1号線を真っ直ぐ行っても360kmくらいあります。
私の経験上、ママチャリは朝から晩までこいで1日100kmが良い案配。
ロードバイクなら200kmくらい行けますが、安物のチャリで無理はいけません。
つまり東京までの360kmとなると、最低3泊4日かかります。
帰りはおとなしくバスで帰るとしても、これは結構ハードです。
貧乏旅での食事と宿泊
当時私達は学生だったのでお金が全くありません。
道中の食事はすき家で並盛、宿泊はネットカフェと、とにかく節約していました。
しかし、バリバリのアウトドアマンとなった今になってこの時のことを考えると、
当時の自分達は甘いなと。
ファーストフードやコンビニに飯を頼って、夜はネカフェなんて、
現代社会の利便性と金にモノを言わせているも同然です。
テントと共にチャリをこぎ、夜は野宿、飯は自炊してこそが真のタフガイです。
私の知り合いには、70kgの荷物をリアカーに積んで、
−30度を下回る厳冬期北極圏を全て自炊&野宿で歩く変態がいますが、
さすがにそこまでやれとは言いません。
大変だったこと
朝から晩までチャリを漕ぎ続けるだけで、
唯一した観光が小田原城くらいだった記憶があります。
大変だったことの1つが、10kmの寄り道が滅茶苦茶ハードになるということですね。
車や電車だったら10km先に名所があっても、まあ行けるかなって思えますけど、
自転車では10km先の寄り道をためらいます。
当日のノルマ100kmに、寄り道往復で20km加算されるわけですから。
大変なことは他にも、箱根の坂がしんどいとか、静岡県が長過ぎてだるいとかありますけど、
極めつけは、お尻が痛いことですね!
大事なことなので、もう一度言わせてください。
お尻が痛いんです!
嬉しかったこと
この旅で、私は水分補給としてアクエリアス2Lを常備していました。
この2Lがあれば50km以上は自転車を走らせられます。
単純計算で自分の燃費が25km/Lです。しかもアクエリアスはガソリンよりも安い。
そう、あの当時のプリウスを上回る驚異的な燃費です。
そもそも、人体とマシンを比べるなんて馬鹿な話なんですけど、
当時はこれが嬉しかった。
そして、何よりも無事に東京までたどり着けたという達成感。
達成感と同時に、もうチャリをこがなくても良い嬉しさも大きかった記憶があります。
ママチャリ旅で残念だったこと
悲しかったのは、スカイツリーができたと思って行ったのに、
まだオープンしていなかったこと。
全員が誰かが下調べしたはずだと思っていました。
もう一点
3泊4日苦労して行ったのに、帰りはバスでたった6時間で帰って来てしまったこと。
爆睡していたバスの中、名古屋到着のアナウンスで目が覚めた時は耳を疑いました。
まとめ
こうやって振り返ると、普通の人が思いつきすらしないことを実行することが好きなのは、
今も変わらないところですね。
まわりの人の予想する上を行くのがただ楽しい!
現在進行中のリノベーションも果たしてそうなるのか!?
つづく
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